スプレーマム
商品 / 生花 海外生産・輸入

スプレーマム

Spray Mum

スプレーマムは、洋菊(西洋菊)のこと。
日本古来の菊が海外で品種改良されたため、洋菊と言われるようになりました。スプレーは、英語で枝分かれ、マムは菊の意味で、1本の茎から枝分かれして小花をたくさんつけるのがスプレーマムの特徴です。

菊の基本データ

菊の基本データ

菊の基本データ
学名 Chrysanthemum morifolium
科名 キク科
属名 キク属
和名 菊(キク)、家菊(イエギク)
英名 Mum、Florist’s chrysanthemum
開花期 9~11月
切り花の出回り時期 オールシーズン

菊は大きく分類すると 和菊と洋菊に分類されます。

和菊

  • 輪菊(輪ギク)

    一本の茎に一輪の花を咲かせるのが輪菊(りんぎく)です。主に観賞用に栽培され、花の大きさによって3つに分かれます。直径18センチ以上を大輪菊、直径9~18センチまでを中輪菊、直径9センチ未満を小輪菊といいます。

  • 小菊(こぎく)

    1本の茎に小さい花をたくさんつけます。花は一重で素朴な雰囲気で、色は白や黄や赤があります。

洋菊

  • スプレーマム(SPマム)

    小菊より花が大きくカラフルな品種が多い。「スプレー」は「枝咲き」という意味で、1本の茎にいくつも花をつけるのが特徴です。

  • ディスバットマム

    脇芽を摘んで一本仕立てにした洋菊のこと。スプレーマムと使われている品種は同じで、スプレー咲きにするか、一輪大きく育てるかという仕立て方の違いです。アナスタシア、ピンポン菊などがこれに当たります。

日本人技術者がつくるベトナム産マム

ベトナム産マム

東南アジアに位置するベトナムの地方都市ダラットは、ホーチミンから北東に約300キロ、標高1050mの熱帯高冷地。菊づくりに必要な日照量と十分な水が確保できる地域です。そこに弊社は約13haの自社ベトナム農場(JVATジェイバット)を設立しました。
JVATには日本人技術者が数名常駐し、日本の厳しい基準をクリアするスプレーマムを生産。日本向けに出荷しています。 花の栽培で最も大切なのは土作りです。自社独自の調合でオリジナルの土壌改良材を作り、土自体の力を高めることで、化学肥料に依存しない農業を目指しています。その結果、安心安全で、日持ちするスプレーマムの栽培が可能になっています。
また、作業効率を考え、随時オートメーション化を進めています。その結果、商品となる切り花に人の手がなるべく触れないため、花や葉を傷めずに済み、高いクオリティの維持が可能になりました。保管や流通の過程でも徹底した温度管理を行うことで、お客さまのもとへ高品質なスプレーマムをお届けします。

ベトナム産マム
  • JVAT堆肥写真

    JVAT堆肥写真

  • JVAT加工場

日本における菊流通量

日本における菊流通量

菊は日本の切り花需要の中で、最も流通量が多く、なくてはならない花の代表です。
国内で流通する菊の多くは切り花で、国産が80%を占めていますが、近年では、生産者の高齢化、後継者の不足等の理由から、菊農家の数が減少しています。今後、輸入の割合が徐々に増えていくと予想されている商品のひとつです。

取り扱い品種

  • ブルーベリー

    スプレーマム ピンク系

  • ブルーベリー

    スプレーマム 黄色系

  • ブルーベリー

    スプレーマム 白系

  • ブルーベリー

    スプレーマム 染系